【20代、男性、タイに家族旅行に行った時の体験談】
私がタイに旅行に行ったのは、まだ日本は冬の寒い時期でした。
あまりに日本が寒いので、暖かい南国のような国へ家族で旅行に行きたいねという話をしていたのです。
ちょうど、その頃はタイがブームになっており、プーケットが人気のリゾート地として旅行ガイドブックなどで特集を組まれていた時期でした。
そこで私は家族と一緒に一家3人でプーケットのビーチでのんびりカクテルでも飲もうということになったのです。
シュノーケリングの際に足の裏に擦り傷が!
プーケットは欧米人などが多く、観光向けのマリンアクティビティも盛んでした。
私も調子に乗ってウインドセーリングとかを楽しみ、近場の浅瀬をシュノーケリングして楽しんでいました。
ただ、一点だけ失敗した点があります。
それは、岩場をシュノーケリングする際に、一度岩場の上に立とうとしたところ、岩にトゲがあり足の裏に擦り傷ができてしまったことです。
足の裏からは、わずかに出血しましたが、たいした量ではなかったので放置していました。
出血も止まり、安心していたのですが、事件は夜始まりました。
なんと2日間入院することに
怪我をした夜になると、急に頭が痛くなり高熱が出たのです。
あまりにも熱がひどかったので、急いで近くの救急病院に直行しました。
家族がタクシーに私を乗せて病院まで運んでくれたのです。
そこでタイ人の医者に診てもらったところ、おそらく足の裏の擦り傷から細菌が感染したのだろうとのことでした。
そこで抗生物質と点滴を打ってもらい、2日間入院することになりました。
タイの病院なので、看護師もタイ人で、言葉が通じるか不安だったのですが、幸いにも私は英語が話せたので、少しホッとしました。
タイ人の看護師が、
「あなたは大丈夫、すぐに回復するわ」
と言ってくれたので安心したのを覚えています。
入院して2日後にはだいぶ熱が下がり、無事に退院できたのですが、足の裏の怪我からまさか感染するとは思いもよらなかったので、非常に驚きました。
治療費は海外旅行保険でまかなわれることに
退院して気になり始めたのは入院費などの治療費です。
海外で病院にかかると治療費が高いので大変だと聞いたことがあったので、心配していました。
現地の病院ではタイの通貨であるバーツで支払いをしました。
幸いにも海外旅行保険に入っていたので、治療費が下りることになっていたのですが、病院の領収書を英語から日本語に訳すよう言われたので、日本語に訳して提出して、無事に治療費が保険でまかなわれることになりました。
全部で数万円は治療代がかかっていたので、海外旅行保険に入っていなかったらと思うとゾッとします。
本当に海外旅行保険に入っていて助かったと思った瞬間でした。